「Documentary of 乃木坂46 1期生編」の書き起こし

不思議ですよね。
私よく思うことがあって、
やっぱり1期生って乃木坂46が何か分からないで集まってきたじゃないですか。
でも乃木坂46がなかったら集まってこなかったんだなってすごいよく考えるんですよ。
例えば玲香ちゃんも関東に住んでて、私は関西に住んでて、
たぶん乃木坂46がなかったら絶対会わなかった人たちが奇跡的に集まって、
こうやってずっと長い間一緒に活動できてるのは本当に私にとっては乃木坂46っていう存在は奇跡だなぁって思います。

東京ドームに立ちたいって言っていいのか分かんないし、
でも数年前に生駒ちゃんと二人で取材を受けた時に、
生駒ちゃんが東京ドームにいつか立ちたいって言ってるのを初めて聞いて、
そういう気持ちの人もいるんだと思って、
そん時にぼんやり何年か経った時に立てたらまあいいのかなというかみんな喜んでくれるのかなって思いました。
（どれぐらいの時期？）
結構前、覚えているのはガールズルールの制服を着てたので、結構前。
（6枚目7枚目ぐらい？）
ですね。

いい意味でこっからまた頑張るのだけど、
私たちってここまでやれたんだ。は～良かった。っていう瞬間でもあったかな。 収容人数が多いし、だからなんか歓声の嵩が増すわけだから。
もやっぱファンの人の方がやっぱりその東京ドームに乃木坂がいるって言うことが嬉しいんだろうなっていうのは伝わってきましたね。

でも一つ言えるのは、やっぱ残された方はほんと寂しさでいっぱいです。
だから本当に本人がいない前でめっちゃ残された人同士が泣くみたいなこともありますし。
でも基本的には、行かないでとかじゃなくて本当に快く送り出したいっていう気持ちだし、なんかその先も本当にずっと笑顔でいて欲しいなあとか本当に幸せな家庭を築いて欲しいなとか、そういうことも祈っちゃうぐらいなんですけど。
でもやっぱ寂しいですよね。

やっぱり初期からずっと8年間一緒にやってきたわけだから、よりその心の絆とかはすごい毎年深くなってるなっていう実感はあります。
なんか他の2期3期とか申し訳ないけど1期がダントツで絆が硬いと思います。
最初の頃からいろんなことやらされて・・やらされてって言ったらあれですけど、やってきて、色んなことやってきてもちろんつらかったこともあるし楽しかったこともあるし、それをこう一緒に同じ初期メンバーで乗り越えてきたっていうのは一番大きいかなっていうのが、だからこうより仲は深くなったかなって。

他の後輩とかもみんなもちろんそうなんですけど、やっぱりちょっとなんか1期って特別な、ですね私の中では。
そんなこと言ったらファンの人に、なんだよって言われちゃうかも知れないけど。
でもやっぱり1期生でやってきたことってなんか比べ物にならないぐらい色んなことがあったので。
なんかそこはやっぱ特別ですね。

アイドル人生でいうと、なんかもうわかんない、みんな、なんだろう、残された時間をっていう感じになってきちゃうから、特に1期生は。
余計になんか何が自分は出来るかなとか、この人のためにとか、そういうどんどん周りの事が気にかけられるようになってきてんのかなーっていう感じです。

今回のシングルをもって卒業することが決まりました。
大事な時期にキャプテンが抜けるって言う事が、なんかグループにとってどうなるかなーって正直ちょっと迷う部分もあったんですけど、そういうのも色々あるからまた細かいことは話し合っていって、グループが少しでもいいようになるように私も最後まで個人としてもキャプテンとしても頑張っていきたいなと思うのでみなさん最後までよろしくお願いします。

なんかこう家族みたいになってきて、本当に大げさではなく。
なんか自分が他のことしてる時も、メンバー何してるかなとか一緒にお仕事してても今メンバーは楽しんでるかなとか。
こうやって7、8年続けてこなかったらわかんない関係性なんだろうなって思うから。
でも卒業した後は本当にもうみんなが幸せになってほしいって、そればかりですね。