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ザキ亭怜奈知の落語「同一人物演」白石麻衣になりたい・・・

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これが私の冠番組 乃木坂電視台 山崎怜奈編 乃木坂寄席 演目「同一人物演」より

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山崎怜奈の落語 全文書き起こし

山崎怜奈

お初にお目にかかります。
ザキ亭怜奈知と申します。
私が落語をしたのは昨年の舞台「じょしらく」が初めて。
最初で最後だったというわけですが、今回このような機会を頂いたので、せっかくなのでここで一つお話をしたいと思っています。
その時は1回限りだったので多分ご覧になった方は少ないと思うんですけども。
私の公演自体知っている方がいないかな。
あと落語を見た方も正直そんなにいないと思っていて、私も舞台をやる前はそんなに落語に興味がなかったんですけども今回を機に落語に興味を持っていただけたら幸いでございます。
じゃあ本題に参ります。
まあ世間一般的に誰しも憧れの職業というものがあるのでございまして。
私もあ~なってみたいとか、あの仕事がしてみたいとか、一晩でもいいからああいう風になってみたいなんていうものは誰しもあると思います。
もっといえばあの人になってみたい。
あの人になったらどんな景色が見えるんだろうなんて考えることは誰しもあると思います。
ここに一人のアイドルファンがおりました。
彼は乃木坂46の白石麻衣。通称まいやんのファン。
俗にいうまいやん推しでございました。
彼はあしげなく握手会に参加したり撮影会に行ったり部屋にポスターを貼ったり。
もう日々まいやんへの愛を膨らませていったのでございます。
そしていつのまにかまいやんになってみたい。
まいやん自身になってみたいと思うようになりました。
「あ~どうにかしてまいやんになれないだろうか?でも男だし無職だし生まれ変わるしか方法はないがそもそも生まれ変わった世界にまいやんはいるのだろうか」
と悩ましく思っておりました。
悩んで悩んで悩んだ挙句、彼はハローワークに向かいました。
「次の方どうぞ」
「すみません。仕事を探してるんですけど。」
「どのような仕事をお探しで?」
「あの、白石麻衣になりたいんですけども。」
「はあ」
「乃木坂46の白石麻衣になりたいんですけども。」
「それは職業ですか?」
「いえ、アイドルです」
「アイドルになりたいということですか?」
「いえいえ、乃木坂46の白石麻衣になりたいんですけども。」
「はあ、少々お待ちください。お調べいたしますので。」
ハローワークの職員は訝しげな顔で資料を探し始めた。
男は我に返った。
「って、俺は何を言ってるんだ。白石麻衣なんて職業あるはずがないだろう。」
「警察に通報されて逮捕される前に誤ってここをでよう。」
「あの、すいません!」
するとハローワークの職員はにっこりと笑ってこう言った。
「あ~、ちょうど募集がございましたよ。」
「は?」
「実はですね白石麻衣さんご本人が所要で海外に行かなくてはならない為、代わりに白石麻衣様になれるかたを探してるとのことでして、募集人数は1名ですね。」
「え~、ほんとにそんな仕事はあるんですか?それは男でもできますか?それは性転換するとか整形するとかしないとダメですか?」
「じゃコレを着ていただいて」
と職員が出してきたのは白石麻衣の皮、もしくは着ぐるみ、というかボディースーツ
「あとはですね、白石麻衣様のマネをしていただいて」
「あっそれなら性格からしゃべり方からもうすみまで全部わかります。」
「それなら適役かもしれませんね。どうですか?やってみますか?」
「ちなみに日給いくらですか?」
「3万円です。」
「意外ともらえるんですね!ぜひぜひやらせてください。」
こうして男は白石麻衣になりました。
ファン歴が長いだけあって彼の白石麻衣の演技は完璧でございました。
仕事現場でも誰一人として彼の演技には気づきません。
向こうからやってくるのは松村沙友理でございます。
「まいや~ん??ちゅっちゅっ??うふふ??」
「まっちゅ~ん??ふふっ??」
続いて行ってくるのは秋元真夏でございます。
「まいやんのハートにずっきゅん??」
「っあ?」
とまあ現場での仕草も完璧でございました。
そうこうするうちにとある大きなオーディションが舞い込んできました。
スビルバーグ最新作のヒロインの仕事。
しかも残り二人まで絞られている。
大変なことになりました。
あのハリウッド女優アンジェリーナジョリーとの直接対決でございます。
「あ~どうしよう、本人でもないのにこんな仕事。しかもヒロインだなんて。映画のヒロインだなんてそんなまいやん本人じゃないのに申し訳ない。でも落ちてしまったらもっと申し訳ない。やるしか、、どうしよう。そうだ。ダメもとで・・・」
そして男はしぶしぶそのスピルバーグ最新作のオーディションに向かったのでした。
男が控え室でずーっとそわそわそわそわそわそわしていると、何とあちらからアンジーがやってきました。
「ハーイ」
「アンジェリーナさんはじめまして、あの、あのどこから話せばいいんだろう、僕実は白石麻衣じゃないんです。あの、なので彼女の人生に責任が持てないんです。なのであの誠に失礼な事を初対面で言ってるのわかってるんですけど、どうかオーディション辞退していただけないでしょうか?勝手な事を言ってるのはわかってるんです。でもどうかどうか。」
するとアンジーは周りに人がいないのを確認して、顔をベリベリベリとめくりあげた。
中からは知っている顔、そうまさに白石麻衣その人。
男が混乱していると白石麻衣はにっこりと笑ってこう言った。
「安心して、私も今、アンジーになるバイト中だから。実は一度ハリウッドに挑戦してみたかったの。」
男はなんだか不思議に安心しつつもこんなことを思った。
「ということはこのオーディション、どっちがうかればいいのやら」
おあとがよろしいようで。

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